M45

アイドルについてぼちぼち

永吉昴の「物語性」について

なんか強そうなタイトルつけたんですけど、だいたい永吉昴とミリオンライブとソシャゲについての文字しかないグダグダな話です

……ついに曲名SR1枚目が出ましたね。そろそろ来るだろうとは思っていたけど、衣装もすごい可愛くて、覚醒前私服は絶妙にダサくてという非常に安心感のあるカード。…今絶妙にって言いましたけどすごい…アレですよね?も〜〜ほんと昴ちゃんはかわいいなあ…何がアレかって、中途半端な丈のレギンスだよレギンス。即売会のオタク女かよ。なんであの丈のズボンの下に。上は七分袖なのに。せっかくヒップ78なんだから普通にスキニーとか履こ?服選びたいから一緒に買い物行かせてほしい、試着室の昴を待つ時間すら私は楽しいからさあ〜〜〜……

……彼女の私服については他のカードについても言いたいことが死ぬほどあるんだけど、話がそれるのでこのくらいにしておきます。
彼女のスタジアムライブカードは二枚目で、1枚目はエキサイティングガール、2枚目は今日のビギナーズ☆ストライクです。色んな人が言ってたし、思ったと思うんですけど、
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顔が違う。
そうなんです。間違いなくそうなんですよ。ミリオンライブの絵柄が少しずつ変わっていったのとはまた違う変化が彼女には起こってるんですよ。昴Pはもちろん、そうじゃないPも彼女が今まで女性に、そして彼女が憧れているかわいいアイドルという存在に近づいてきていたことは気づいていたと思います。私たちがかわいいと思うから、ではなく彼女の憧れ、そして夢に近づいたと考えられるカードになったと思えるので本当になによりなんですけど……なによりなんですけど、そうやって夢に近づいていくカードを見るたびに私の頭には「これから彼女はどうなるの?」という考えが過ぎります。プロデュースしているはずなのに、全く先が見えなくて、私自身昴がこれからどうなってほしいのか分からないんですよ。twitterでは常々抱かれたいだの一度でいいからビンタしてほしいだのフられたいだの散々なこと言ってますが……まあかわいい昴もかっこいい昴も大好きで仕方ないんです。

なんでそんなに未来が心配かって、私は昴のことを「成長」をテーマに描かれてきたキャラクターだと思ってるからです。LTP13、そしてチョコのときのエピソード、DAY。ボーイッシュで底抜けな元気少女に見えて、実は劣等感を感じやすくて、かわいくなりたいという単純な気持ちに素直になれない女の子だった永吉昴()がアイドルという職業()を通して自分と向き合い、プロデューサーと向き合い()、彼女らしいアイドルの形を見出していく()。そんなしっかりした物語が永吉昴にはあります。私は特にチョコのアイエピが結に向かうきっかけだったと感じています。
起承転結のある物語。私が今までプロデュースしてきて、わくわくして、これからがとっても楽しみで、たまらない!と一番思った時期は転くらいの頃でしたかね。でもこれは当たり前だと思っています、物語に設定する山場ですから。チョコを走って、アイエピを見て、かわいさに悶え死んだ日は昨日のようにはっきり覚えています。15歳という年齢でデビューからここまで駆け抜けてきたんだなあとしみじみしました。1年以上経つんですね、あれから……そう、今日ビギナーズ☆ストライクが出るまでの1年もの間、昴の物語はあそこから止まったままでした。
正直RPG2の前に昴の枠が空いたとき、やっと物語が進むと思ったんです。よーしやっと!もう何ヶ月待ったと思ってるんだ!と。そんな予想に反してアイエピはドラマ自体に対する昴の意識についての話でした。彼女のしたたかさや優しさを感じられて私は好きですが、物語が進んだかと言えばそうではなくて。でも、多分そうするしかなかったんです。だってもう彼女の物語は結に差し掛かっていて、むしろ今は結の状態を見守っていると言ったほうが正しいくらいなんだから、進めようがないんです。それがものすごいもどかしいんです。私は彼女のプロデューサーのはずなのに、今までのようにお互い支え支えられ、成長するという強いドラマ性が失われ、見守ることしかできないのが。もちろん後ろで見守るというのもプロデュースの一つの形ですし、何も昴は一人で立っているわけじゃなく私のことを大事に思ってくれているのは分かっているんです。……親心にちょっと似ているかもしれませんね。

彼女の「物語」はソシャゲとの相性がとても悪いように感じます。たとえば私は偶然サービスが始まったころから彼女をリアルタイムで追いかけて来られたけれど、たった今永吉昴を好きになってくれたプロデューサーがいたとして、私と同じ体験をすることは一生できません。それってすごい勿体無いと思うんですよ。コンシューマーなら万人が同じ条件でプレイできるうえ、成長という物語も綺麗に片付きます。そのうえでのアフターストーリーとしてソシャゲに進出する、言わばあの秋月涼のような展開だったなら、と考えてしまうんです。AS組のプロデューサーも、彼女らが今度は先輩としての成長を見せつつ、コンシューマのアフターストーリーとして楽しんでいるPが多いのかな?と思っています。他の成長を見せているアイドルのPとも話してみたいなあ…

時間が動かない、それはある意味で安心かもしれません。実際SideMの方で担当している天ヶ瀬冬馬はそうです。変わらないかっこよさを魅せ続ける彼はいつも素晴らしくて、良い感じの燃料を定期的に投下されて満足しています。フォロワに一回話したけどこれなんか老後感あるんですよね。jupiterは孫(?)(?)

やっぱり今まで動いていたから、止まってしまうのが悲しいという贅沢な悩みなんです、これは。ミリオンはテキストが多いので余計にそう感じるのかもしれません。
ビギナーズ☆ストライクは「プロデュ-サ-、不思議だよ。マウンドからの景色、見慣れてるハズなのに…全然違って、ドキドキする。…照れるけど、気持ちこめて歌うな!」のテキストだけで充分満足です。結の中での成長を感じました。あと個人的な話をすればプロデューサーへの恋心に似た感情を露出してないところがめちゃめちゃ花マルです。絶対アイドル愛・N・G、昴はみんなのものだから…
…すごいわがままを言えば、動き続けるのも怖いんです。ビギナーズ☆ストライクのテキスト、絵も相まって15歳の範疇を超えてしまっているように思えるんです。いっそ世界を一年進めてほしい。彼女を止まらせたいのか、止まらせたくないのかはっきりしてほしいんです…

支離滅裂になってきました。自分でも収集がつかなくて困ってます。うーん、昴に描かれた物語は大好きですし、終わってほしくないんです。この想いが作品に昇華できたらいいんですけどね…ちょっと無理そうなのでここに起こしました。もしここまでお付き合いしてくれた人がいたならありがとうございます、グダグダですみません。

そして幕張1日目終わったあとの自分がこれを読み返して何を思うのかが楽しみです。ポジティブな感情でありますように。2016.2.22 @TooyaP